クラウド型リスニング・デバイス「Listnr」をCESで展示

2015年12月18日

クラウド型リスニング・デバイス「Listnr」をCESで展示
~Cerevoで量産・販売。パナソニックの音声解析エンジンを採用~

ネット接続型家電の企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、音声から感情を認識して伝えるクラウド型リスニング・デバイス「Listnr」を2016年1月にラスベガスで開催される「2016 International CES」に出展することを発表します。

listnr_550Listnr
https://listnr.cerevo.com/ja/

Listnrは、2015年1月にInterphenom社が発表した、付近の音を解析してWi-Fi経由で遠隔地に通知できるクラウド型リスニング・デバイスです。Listnrで集音した音声をクラウド上にアップロードし、専用サーバーで音声を解析。パナソニック株式会社と共同開発した、乳児の声から感情を分析する認識エンジンに対応するほか、開発者向けにAPIを公開。Listnrを利用した音声サービスを開発することができる製品のプロトタイプを開発していました。

Cerevoは開発協力という形で本プロジェクトに参画し、Listnrで使用する音声解析エンジンはパナソニック株式会社の技術を採用して製品のプロトタイプを開発。Interphenom社では2015年1月に本製品を発表、同時にKickstarterのクラウドファンディングを実施しました。

Kickstarterでのクラウドファンディングは目標の5万ドルを上回る約63,000ドルを集めましたが、日本時間3月7日にKickstarterからプロジェクトの停止処分を受けました。停止事由についての説明はなく、3月末日をもってKickstarterでのプロジェクト再開を断念いたしました。しかしながら、期間内に予定をしていた目標金額に到達したこと、また多くの方々から応援のお言葉をいただいたことから、製品化の道を探っておりました。

プロジェクト停止処分については以前のお知らせもご参照ください。

Listnrをご支援いただいている皆様へ
http://interphenom.com/

クラウドファンディング「indiegogo」での第三者によるコピープロジェクトについて(Facebook)
https://www.facebook.com/interphenom/photos/a.356115894583680.1073741828.334362906758979/362121743983095/

その後製品化に向けて協議を進める中で、クラウドファンディングせず量産する道を選択、Cerevoのプロダクトとして開発・発売することとなりました。これに伴い、Interphenom社は発展的解消とし、LisntrプロジェクトはCerevoへと移管されました。

Listnrの詳細は2016 International CESに合わせて発表を行ないます。また、発売は2016年1月を予定しています。価格や機能の詳細などは後日改めて発表いたします。

株式会社Cerevoについて
Cerevoは、“コネクテッド・ハードウェアで生活をもっと便利に・豊かにする”をコーポレートスローガンに掲げ、ネット接続型家電の企画・開発を手掛 ける新しいスタイルの家電メーカーです。これまでにネットワーク対応デジタルカメラ「CEREVO CAM」、デジタルカメラだけでUstream配信ができる「LiveShellシリーズ」、タブレットで操作できるライブ配信機能搭載HDビデオスイッ チャー「LiveWedge」、デジタル一眼カメラのシャッターをスマートフォンから操作で きるBluetoothデバイス「SmartTrigger」、9軸センサーとBluetooth4.0を搭載したIoT開発モジュール 「BlueNinja」などを 開発・製造し、世界43カ国以上で販売しています。

【お問い合わせ先】
株式会社Cerevo
広報窓口 Email: press@cerevo.com
公式twitter: http://twitter.com/cerevo/
コーポレートWeb: http://cerevo.com/