「音」を見える化するスマートマイク「Listnr」発売

2016年1月22日

「音」を見える化するスマートマイク「Listnr」発売

コネクテッド・ハードウェアの企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、音声から感情を認識して伝えるクラウド型スマートマイク「Listnr」を1月22日に発売します。Cerevoの直販サイト「Cerevo official store」の価格は16,900円(税別)です。

image_550Listnr
https://listnr.cerevo.com/ja/

Listnrは、「キモチを色に」をコンセプトにした小型IoTデバイスです。無線LAN経由のインターネット接続機能とマイクを搭載し、本体付近の音声を集音しリアルタイムでクラウド上にアップロード、専用サーバで音の解析ができるほか、パナソニック株式会社からの提供技術を元に開発した音声認識システムを搭載、乳児の声から感情を判断することができます。

front_550

リビングルームや子供部屋など生活の中に違和感なく溶け込むよう、外装は「見せる」インテリアであることを重視。電源はMicro USBによる常時給電または単3電池2本に対応し、室内で常に設置しておく、ケーブルレスで持ち歩くなど、スタイルに合わせて利用できます。

乳幼児を持つ家庭向けの基本機能として、パナソニック株式会社からの提供技術をもとに開発した音声認識システム「xauris(ゾウリス)」を搭載。Listnr周辺の音をインターネット経由でアップロードし、xaurisで分析することで、乳児の声から「泣く」「笑う」「叫ぶ」「喃語(乳児が発する言葉にならない声)」といった4種類の感情を認識します。

side_550

 認識結果はListnr本体のLEDとスマートフォンアプリケーションにフィードバック。本体では、搭載したLEDイルミネーションで音に込められた感情を色で表現する点が特徴です。Listnr本体とスマートフォンアプリを組み合わせて使うことで、仕事に出ている家族が子どもの発声状況や感情などを文字・アイコンといった形で知ることができ、仕事をしていても家族と繋がっていることを感じることができます。また、通知情報を他のListnrアプリへ共有する連携機能も搭載。子供の様子を自分だけでなく遠く離れた実家の両親へ伝えるといった使い方も可能です。

app_550
開発者向けにAPIを公開し、xauris以外の音解析エンジン・音認識サーバをそれぞれ独自に設定することが可能です。開発者独自のアプリやサービスと組み合わせるクラウド接続型無線LANマイクとして自らのシステムに組み込んでの利用ができるため、音を活用したサービスや、独自のスマートフォンアプリと組み合わせたサービスを自由に開発できます。アプリの連携機能を利用することで、1台のListnrが集めた音に基づく情報を複数の聴き手(リスナー)へ伝えるラジオのような楽しみ方も可能です。こうしたListnrを活用したサーバやアプリの開発、運用についての相談をCerevoでお受けすることも可能です※1

※1 開発・運用のご相談は info@cerevo.com までご連絡ください

 

仕様

無線LAN IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯のみ対応)
対応OS Android 4.4 以降(iOS版は追って提供を予定)
電源 USB給電(MicroUSB端子、付属品はMicroUSBケーブルのみでACアダプタは付属しません)または単3乾電池 2本
本体サイズ 約123.5×96.5×76.5mm
重量 約190g

 

株式会社Cerevoについて
Cerevoは、“コネクテッド・ハードウェアで生活をもっと便利に・豊かにする”をコーポレートスローガンに掲げ、ネット接続型家電の企画・開発を手掛 ける新しいスタイルの家電メーカーです。これまでにネットワーク対応デジタルカメラ「CEREVO CAM」、デジタルカメラだけでUstream配信ができる「LiveShellシリーズ」、タブレットで操作できるライブ配信機能搭載HDビデオスイッ チャー「LiveWedge」、デジタル一眼カメラのシャッターをスマートフォンから操作で きるBluetoothデバイス「SmartTrigger」、9軸センサーとBluetooth4.0を搭載したIoT開発モジュール 「BlueNinja」などを 開発・製造し、世界47カ国以上で販売しています。

【お問い合わせ先】
株式会社Cerevo
広報窓口 Email: press@cerevo.com
公式twitter: http://twitter.com/cerevo/
コーポレートWeb: http://cerevo.com/