2入力ビデオスイッチング、映像エフェクト機能搭載ライブ配信機器「LiveShell W」発売

〜配信の全てを操作可能なWebアプリ「LiveShell Studio」搭載〜

コネクテッド・ハードウェアの企画・開発・販売を手掛ける株式会社Cerevo(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 大沼 慶祐)は、ライブ配信機器「LiveShellシリーズ」の最新モデル「LiveShell W(読み:ライブシェル・ダブリュー)」を8月19日(金)に発売します。Cerevoの直販サイト「Cerevo official store」の価格は99,000円(税込)からです。

LiveShell W
https://liveshell.cerevo.com/ja/w/

LiveShell Wは、初代発売から今年で11年を迎えるLiveShellシリーズ最上位モデルです。世界中で愛用されている「LiveShell X」搭載の機能に加え、2入力ビデオスイッチング、映像エフェクト機能をコンパクトな筐体に凝縮。モニタ出力、オーディオ入力など、豊富な入出力端子を備えています。また本体のコントロールダイヤルと映像セレクトボタンで映像切替操作が可能です。マイクアンプを内蔵し音声コントロールも自在です。

LiveShell WLiveShell W – 付属品別売版
内容物・LiveShell W本体
・ACアダプタ(Anker PowerPort III Nano 20W)
・電源用USBケーブル
・無線LANアダプタ
・LiveShell W本体
パッケージ専用キャリーケース専用キャリーケース
型番CDP-LS05ACDP-LS05A-SV
価格(税込)¥107,800¥99,000
販売サイトオフィシャルストアオフィシャルストア

配信の全てを操作可能なWebアプリ内蔵 LiveShell Studio

LiveShell Wは本体操作のほか、同じネットワーク内のPC・タブレット・スマートフォンのブラウザから利用できる、配信設定Webアプリ「LiveShell Studio」を搭載。ミックス、P in P、テロップ、クロマキー等の映像エフェクト効果や音声効果、配信先が誰でも簡単に設定できます。

プルダウンやスライダー等の直感的な操作で簡単に配信映像や音声設定できるほか、ビデオスイッチング・オーディオミキシング・配信先や録画設定等、配信に必要な操作の全てが1画面で完結します。メモリー機能搭載で欲しいレイアウトを瞬時に呼び出し可能。慌ただしい現場でもスムーズなワークフローを実現します。

※2022年秋以降のファームウェアアップデートで対応予定。

モバイルバッテリ給電、モバイル回線で場所を選ばず配信

USB Type-C電源入力を2系統搭載し、ACアダプタとモバイルバッテリからの給電や電源冗長化に対応。モバイルバッテリを併用することで緊急時のバックアップとしても機能します。

LiveShellシリーズの特徴である専用機ならではの安定性を引き続き追求。PCを使わず本体とカメラ、ネットワークだけで長時間に渡るライブ配信が可能なほか、ネットワークは有線LANに加えて2.4GHzと5GHz帯の無線LANをサポート。5GHz帯を使うことで無線LANのネットワークが混雑するような場所でも安定したライブ配信を実現します。また本体から直接モバイル回線に接続に対応し、より安定した通信が可能となります。

また2022年9月以降に発売予定の専用バッテリケースをご利用いただくことで、外部バッテリ利用時の安定性を向上させることが可能です。

最大1080/60p、3chへ同時配信に対応

1080/60p フルHD画質で最大3ch同時配信に対応し、YouTube Live、Facebook Liveなどの動画配信プラットフォームへマルチ配信を実現できます。配信解像度は入力されるシステム映像フォーマットに連動し最大1080/60pの解像度をそのままに、3ch配信を行なうことができます。異なるプラットフォームへの配信はもちろん、バックアップ用途として同じプラットフォームに別のアカウントで配信することも可能です。

国内外の主要なライブ配信サービスをサポートするほか、専用サーバーを用いた独自のライブ配信、ライブ配信Webアプリ「LiveShell Studio」など多数の機能を搭載。LiveShell Wがサーバーとなることで、専用の配信サーバーを構築することなくローカル環境で映像を配信できるRTSPモードも利用できます。

▶︎動作確認済みのライブ配信サービス一覧(オンラインマニュアル)

microSD・USBメモリによる録画機能を搭載

本体前面にSDHC対応のmicroSDカードスロットと、本体前面・背面の2ヶ所にUSBアダプタポートを搭載。LiveShell Wのエンコード能力を録画機能として利用できます。LiveShell Studioで設定したシステム映像フォーマットで最大解像度1080/60pでライブ配信と録画を同時に行なうことが可能です。

※microSDでの録画とUSBメモリによる録画は排他利用となり、どちらか片方のみを単体もしくはライブ配信と組み合わせてご利用いただくことが可能です。
※映像入力、ライブ配信、録画いずれも解像度は、システム映像フォーマットで設定した解像度で統一されます。

LiveShell W プレミアム保守

プレミアム保守は、LiveShell Wを新規にご購入されるお客様がご登録いただけるサポートサービスです。Cerevo Official Storeまたは正規販売代理店からご購入いただいたLiveShell W 1台ごとにプレミアム保守に登録できます。

プレミアム保守期間プラン料金(税込)サービス提供内容
対象機ご購入日から2年間24,750円・メーカー保証に準じる修理サービス ※1
・お問い合わせ優先サポート ※2
・代替機のお貸し出し ※3
対象機ご購入日から3年間35,750円
対象機ご購入日から4年間45,375円
対象機ご購入日から5年間53,625円

※1:メーカー保証に準じる修理サービス範囲については利用規約をご確認ください。
※2:プレミアム保守専用窓口からお問い合わせいただいた場合のみ、優先サポートでのご対応となります。
※3:代替機のお貸し出しはご連絡いただいてから3営業日以内での発送となります。

Vtuber・乃江瑠パスタさんが公式アンバサダーに就任

LiveShell Wの発売を記念し、株式会社Noel所属のVtuber・乃江瑠パスタさんを公式アンバサダーに認定しました。本機は1端末で2画面切替や多彩な映像エフェクトでの配信が可能なことからVtuberによるライブ配信を手軽に行うことができ、日頃様々な活動をされる乃江瑠パスタさんにご利用いただくことで、製品の魅力発信に繋がるものと考えます。
今後、乃江瑠パスタさんの公式YouTubeチャンネルまたはSNSにおいて、LiveShell Wに関する情報発信を行っていただきますので、ご注目ください。

乃江瑠パスタ プロフィール
AIから生まれたVrocker(バーチャルロックシンガー)✨
歌うことが大好きです🎤でもお酒も大好きです🍺1番好きなビールの銘柄は【サッポロ黒ラベル】★
配信は歌、ガンプラ製作、お料理配信多めです🍚
公式チャンネル 自己紹介

認定インテグレーションパートナーからのコメント

東京ライブ配信株式会社 代表取締役 森下公廣様
「LiveShell Wは、2ソース用のスイッチャ内蔵エンコーダの決定版と言った印象です。2画面映像切り替え運用がとても効率よく行える機材として、必要十分な機能を備えています。

またテロップを乗せた結果が手元でリアルタイムに確認することができ、安心して現場運用に集中できます。本製品の登場によってライブ配信に臨むハードルが大きく下がることは間違いないでしょう」

LiveShell W 製品仕様

本体サイズW145×D100×H42mm
重量約500g ※LiveShell W本体のみ
USBポート数2
USB接続可能機器・録画用USBメモリ
・無線LANアダプタ
・LTE接続モデム
※USBメモリとLTE接続モデムは別売品となり、付属しません。無線LANアダプタは付属品別売版では付属しません

※リリース時に「重量:465g」と記載しておりましたが、正しくは「重量:約500g」となります。掲載した仕様に誤りがあり、大変申し訳ございません。

電源

系統数2ポート ※ 電源冗長可能
コネクタUSB Type-C
電圧5V
最大電流3A
対応電源機器ACアダプタまたはモバイルバッテリ等

配信・録画

対応配信プロトコルRTMP/RTMPSクライアント
RTSPサーバ
MPEG2-TS over UDP
同時配信可能宛先数3ch
※ 各宛先は同一のエンコーダストリーム
※ 録画機能を利用する場合は最大2ch
録画使用可能メディア・microSDカード(最大32GBのSDHC規格)
・USBメモリ(USB2.0 High-Speed規格、FAT32フォーマット)
※SDスロットはSDXCカード非対応です
※microSDカードによる録画とUSBメモリによる録画は排他利用となります
録画ストリーム配信出力と同一のエンコーダストリーム

エンコーダ

映像符号化方式H.264
最大解像度1920 × 1080
最大フレームレート60FPS
出力ビットレート範囲128 ~ 20,480 kbit/s
音声音声符号化方式AAC-LC
チャンネル数2
サンプリングレート48kHz
ビット深度16bit
出力ビットレート範囲48 ~ 256kbit/s

入力仕様

映像入力系統数2
伝送方式HDMI ※ HDCP非対応
入力可能フォーマット1080p/60(59.94), 1080p/50, 1080p/30(29.97), 1080p/25, 1080p/24(23.976), 1080i/60(59.94), 1080i/50, 720p/60(59.94), 720p/50, 720p/30(29.97), 720p/25, 720p/24(23.976), 576p/50, 480p/59.94, VGA
※ HDMI 2系統利用時は両系統とも同一のフォーマットを入力する必要があります
I/P変換機能フィールド結合方式
※ インタレースフォーマットを入力した場合は、自動的にプログレッシブ変換します
※ インタレースフォーマットのまま扱うことはできません
デジタル音声入力系統数HDMI×2、USB×1
伝送方式・HDMI Audio(映像入力と共通)
・USB Audio Class
※ USBによる入力は、別売USBオーディオインタフェースが必要です
※ USBによる入力は、ファームウェアアップデートにて対応予定です(2022年秋以降)
アナログ音声入力系統数2
入力コネクタLINE入力、マイク入力
※ 各入力をHDMI Audioとミキシング可能

出力仕様

映像出力系統数1 ※ プログラム確認映像出力用
伝送方式HDMI
出力可能フォーマット1080p/60(59.94), 1080p/50, 1080p/30(29.97), 1080p/25, 1080p/24(23.976), 720p/60(59.94), 720p/50, 720p/30(29.97), 720p/25, 720p/24(23.976), 576p/50, 480p/59.94, VGA
※ 入力フォーマットと同一のフォーマットで出力されます
※ 入力がインタレースフォーマットの場合はI/P変換後のフォーマットとなります
デジタル音声出力系統数1
伝送方式HDMI Audio(映像出力と共通)

映像操作

スイッチャー入力数2
切替エフェクトCut、Mix、Wipe
映像合成合成エフェクトピクチャーインピクチャー、クロマキー、左右画面分割
テロップ合成テキスト配置、PNG画像合成
※ 全画面の画像のみ対応
※ テキスト、画像の自由配置はアップデートにて対応予定

ユーザーインタフェース

本体操作表示機能128 × 64 ドット OLED ディスプレイ
電源操作電源ボタン
メニュー操作コントロールダイヤル、MEMORYボタン
映像/配信操作配信操作ボタン、映像セレクトボタン
外部操作本体内蔵HTTPサーバ有線LANまたは無線LANインタフェースを通じて、PC/タブレット等のブラウザから操作可能
内蔵アプリケーションLiveShell Studio

ネットワーク

有線接続接続インタフェース10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
ポート数1
無線接続接続インタフェース無線LAN(802.11a/b/g/n/ac)、LTE
※ 別途無線LANアダプタまたはLTE接続モデムが必要です
※ 無線LANとLTEは排他利用となります
無線LAN動作モードインフラストラクチャモードまたはAPモード
ネットワークプロトコルIPv4 / IPv6
アドレス設定方法DHCP または 固定 (IPv4)、SLAAC (IPv6)


株式会社Cerevo

代表取締役 大沼 慶祐
東京都千代田区神田錦町3-15 名鉄不動産竹橋ビル2F

Cerevoは、〈コネクテッド・デバイスで生活をもっと便利に・豊かにする〉をコーポレートスローガンに、エレクトロニクスを軸にしたサービス企画・開発・販売を手掛けるファブレスメーカーです。

これまでにデジタルビデオカメラだけでライブ配信可能な「LiveShellシリーズ」、汎用無線タリーランプ・システム「FlexTally」、スポーツ用品ブランド“XON”から走行データをリアルタイムに記録するバインディング「SNOW-1」、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」に登場する多脚戦車タチコマの1/8モデル「1/8 タチコマ」などを開発・製造し、85以上の国と地域で販売。そうした自社製品開発の知見をもとに受託・共同開発にも力をいれ、新たなプロダクトを生み出しテクノロジーによる豊かな生活の実現を推進しています。

・コーポレートWeb https://cerevo.com/
・公式Facebook https://www.facebook.com/cerevo/
・公式Twitter https://twitter.com/cerevo/

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