2016年9月6日
フルHDや同時配信、録画など新機能を搭載した「LiveShell X」発売
9月14日にLivehell Xの体験イベントを開催します。LiveShell Xにご興味をお持ちの方はぜひご参加下さい。
「LiveShell X」体験イベント : ATND
https://atnd.org/events/81210
コネクテッド・ハードウェアの企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、PCレスのライブ配信機器「LiveShellシリーズ」の最新モデル「LiveShell X(読み:ライブシェル・エックス)」を9月6日に発売します。Cerevoの直販サイト「Cerevo official store」の価格は69,800円(税別)で、9月下旬より順次出荷の予定です。
LiveShell X
https://s.cerevo.com/x
LiveShell Xは、2016年4月に発表したLiveShellシリーズ最上位モデルです。最大1080/60pのフルHDライブ配信、本体単体での録画機能、最大3サービスまでの同時ライブ配信機能など、多数の新機能を搭載しました。
最大1080/60pのフルHDライブ配信
従来モデル「LiveShell PRO」「LiveShell 2」の最高画質は720/30pのHD画質でしたが、LiveShell Xは最大で1080/60pのフルHD画質をサポート。従来モデルよりも圧倒的に高画質なライブ配信を実現できます。
最大3サービスまでの同時ライブ配信
1080/60pのライブ配信性能を分割し、最大3サービスまで同時にライブ配信を行なうことができます。異なるライブ配信サービスはもちろん、バックアップ用途として同じライブ配信サービスに別のアカウントで配信することも可能です。
本体単体で録画できる機能を搭載
本体側面にSDXC対応のmicroSDカードスロットを搭載。LiveShell Xのエンコード能力を録画機能としても利用できます。録画のみで利用する場合は最大1080/60pの画質で録画できるほか、ライブ配信と録画を同時に行なうことも可能です。
配信数・録画数と解像度の組み合わせ例
配信数 | 最大解像度 |
配信×1 | 1080/60p |
録画×1 | 1080/60p |
配信×1、録画×1 | 1080/30p×2 |
配信×2、録画×1 | 1080/30p×1、720/30p×2 |
配信×3 | 1080/30p×1、720/30p×2 |
多彩なライブ配信サービスに対応
国内外の主要なライブ配信サービスをサポートするほか、専用サーバーを用いた独自のライブ配信、インターネットに接続することなくライブ配信できるローカルモードなど多数の機能を搭載。LiveShell Xがサーバーとなることで、専用の配信サーバーを構築することなくローカル環境で映像を配信できるRTSPモードも利用できます。
動作確認済みのライブ配信サービス
Ustream |
ニコニコ生放送 |
YouTube Live |
ツイキャス |
FRESH! by AbemaTV |
SHOWROOM |
J-Stream Equipmedia Live エディション |
Wowza |
Akamai |
最新の動画圧縮規格「H.265」サポート
普及が進んでいる「H.264」に加えて、最新の動画圧縮規格「H.265」をサポート。H.264と比較して半分のビットレートで同等の画質、同等のビットレートで倍の画質を実現しました。
6時間駆動のロングバッテリー
長時間のライブ配信を実現する大容量バッテリーを搭載。本体のみで6時間以上※1のライブ配信が可能です。
※1 配信時間は条件によって変動します
専用サービス「Dashboard」で多彩な機能を簡単にコントロール
LiveShell Xを操作する専用Webサービス「Dashboard」は、初心者でもプルダウンやスライダー操作で簡単に画質や音量を設定可能。上級者向けの設定画面を利用することで、ビットレートやキューの長さなどを細かく設定することもできます。Dashboardはインターネット経由で操作するため、遠隔地からライブ配信をコントロールすることも可能です。
ロゴやテロップに最適な透過PNGをサポート
Dashboardのテロップ機能において、ご要望の多かった透過PNGをサポート。背景を透過させたPNG画像を使うことで、任意の形状のテキストや半透明のウォーターマークを配信映像に合成して表示することができます。
映像や音声の配信状況を確認できるモニタリング機能
「VLC Player」などのアプリケーションを利用することで、ライブ配信や録画中の映像をタブレットやPCでストリーミング再生することができます。HDMIディスプレイや分配器などを別途用意することなく、ほぼリアルタイムにライブ配信の映像を確認できます。
PCレスの配信機能、5GHz帯の無線LANサポートなど配信の安定性を高める機構
LiveShellシリーズの特徴である専用機ならではの安定性も追求。PCを使わず本体とカメラ、ネットワークだけで長時間に渡るライブ配信が可能なほか、ネットワークは有線LANに加えて2.4GHzと5GHz帯の無線LANをサポート。5GHz帯を使うことで無線LANのネットワークが混雑するような場所でも安定したライブ配信を実現します。
LiveWedgeとの組み合わせで多彩な使い方が可能に
弊社のライブ配信機能搭載ビデオスイッチャー「LiveWedge」を組み合わせることで、フルHD映像をスイッチングしつつ配信することが可能になります。
LiveWedgeの配信機能はHDMI4入力をタブレットでプレビュー表示する「タブレットプレビュー」、ライブ配信、録画のうちいずれか1つのみ利用できる排他仕様ですが、ライブ配信と録画をLiveShell Xで、タブレットプレビューをLiveWedgeで行なうことで、タブレットプレビューとライブ配信、録画をフルHDの画質で同時に実現することができます。
LiveWedgeとLiveShellシリーズの組み合わせ例
組み合わせ時の機能 | LiveWedge単体 | LiveWedge
+LiveShell PRO |
LiveWedge
+LiveShell X |
タブレットプレビュー、ライブ配信、録画の同時利用 | いずれか1つ | プレビュー+ライブまたは録画+ライブ | プレビュー+ライブ+録画 |
ライブ配信最大解像度 | 720/30p | 720/30p | 1080/60p |
ライブ配信時のHDMI最大解像度 | 1080/60p | 720/30p | 1080/60p |
録画最大解像度 | 720/30p(1080/20p) | 720/30p(1080/20p) | 1080/60p |
仕様
インターネット接続 | 有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX) |
無線LAN(IEEE 802.11ac/b/g/n) | |
映像入力 | HDMI×1 |
音声入力 | HDMI×1、ステレオライン×1 |
映像解像度 | 最大1080/60p |
映像圧縮方式 | H.265/H.264 |
ビットレート | 最大20Mbps |
音声圧縮方式 | AAC-LC |
音声ビットレート | 最大255kbps |
ライブ配信解像度 | 最大1080/60p(1配信時または1録画時のみ) |
同時配信数/録画数 | 最大3 |
録画解像度 | 最大1080/60p(1録画時) |
録画メディア | microSDカード(SDXC対応) |
電源 | ACアダプタまたは専用充電池(同梱) |
連続駆動時間 | 6時間 |
本体サイズ | 102×42×100mm |
重量 | 約380g(バッテリー除く)、約480g(バッテリー含む) |
LiveShellシリーズのスペック比較
LiveShell X | LiveShell PRO | LiveShell 2 | |
配信時の最大解像度 | 1080/60p | 720/30p | 720/30p |
映像圧縮方式 | H.265/H.264 | H.264 | H.264 |
同時配信数 | 最大3(+モニタリング1) | 1 | 1 |
録画 | ◯ | - | - |
テロップ | ◯ | ◯ | ◯ |
透過テロップ | ◯ | - | - |
有線LAN | 10BASE-T/100BASE-TX | 10BASE-T/100BASE-TX | 10BASE-T/100BASE-TX |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
映像入力 | HDMI×1(up to 1080/60p) | HDMI×1(up to 1080i)
コンポジット(NTSC/PAL) |
HDMI×1(up to 1080/30p)
|
音声入力 | HDMI×1
ステレオライン×1 |
HDMI×1
ステレオライン×1 ステレオマイク×1 |
HDMI×1 |
対応プロトコル | RTMPクライアント
RTSPサーバー |
RTMPクライアント
RTSPサーバー |
RTMPクライアント
RTSPサーバー |
連続駆動時間 | 最大6時間 | 最大3時間 | 最大3.3時間 |
本体サイズ | 102×42×100mm | 123×90×26mm | 78×113×25mm |
重量(バッテリー含む) | 約480g | 350g | 150g |
LiveShell X体験イベントについて
9月14日19時30分より、新橋の「ツクモデジタル.ライフ館」にて、LiveShell Xの体験イベントを開催します。参加ご希望の方は別途イベントの案内をご参照ください。
LiveShell X体験イベント
https://atnd.org/events/81210
株式会社Cerevoについて
Cerevoは、“コネクテッド・ハードウェアで生活をもっと便利に・豊かにする”をコーポレートスローガンに掲げ、ネット接続型家電の企画・開発 を手掛ける新しいスタイルの家電メーカーです。
これまでにデジタルカメラだけでライブ配信可能な「LiveShellシリーズ」、ライブ配信機能を搭載したスイッチャー「LiveWedge」、スポー ツ用品ブランド“XON”から走行データをリアルタイムに記録するバインディング「SNOW-1」、9軸センサーとBluetooth4.0を搭載した IoT開発モジュール「BlueNinja」、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の劇中と同様の自動変形機構を備えた「ドミネーター」などを開発・製造し、世界50カ国以上で販売しています。
株式会社Cerevo
メディア関係者の方の問い合わせ窓口Email: press@cerevo.com
(製品に関するお問い合わせは support@cerevo.comまでご連絡ください)
公式twitter: http://twitter.com/cerevo/
コーポレートWeb: http://cerevo.com/